海の危険生物

沖縄諸島には、いくつかの危険生物がいます。攻撃をしかけなければ、めったに被害をもたらすものではないので、むやみに怖がる必要はありません。しかし、ハブクラゲのように防ぎようのない生物もいたりします。

危険生物に関する知識を持っておくことが最大の予防対策ともなりますので一読されることをお勧めします。

見慣れない生物を見つけても、むやみに触ったりしないようにしましょう!

沖縄の海で一番怖いのはハブクラゲです。これに刺されると場合によっては死亡する事もあり、沖縄県内では毎年何回か被害の記事が新聞に載ります。

ホテルのビーチではハブクラゲの危険が発生した時には、ビーチの管理者が遊泳禁止の処置をとるのでほとんど心配いりませんが、人気のないビーチでは注意しなければいけません。

ビーチのスタッフやダイバーにハブクラゲを見たことがあるか聞くのですが、みなさん見たことはないと言われます。しかし、安心してはいけません。

沖縄全体で年間にハブクラゲにより刺傷が30~40件程度発生しています。1年間を通して、沖縄県全体で85例程度被害届けがあり、その内ハブクラゲが全体の約40%、オコゼやミノカサゴによる刺傷が40%程度だそうです。

特にハブクラゲは6月~9月に発生し、魚(オコゼやミノカサゴなど)も夏をピークに年間通してみられます。施設の整った海水浴場で防護ネットがあれば少しは安心ですが、人気のないビーチでひとりで海水浴やシュノーケリングをする際は特に注意が必要です。

海の危険生物から守る予防対策

危険生物を知ること

まずは、どのような危険生物がいるのか?そしてどれほど危険なのかを知ることです。

人気のないビーチは避けましょう

小さなお子様と一緒の時には、人気のないビーチは避けましょう。ホテルのビーチや賑わっているビーチでは、監視員もいます。ハブクラゲが見かけられた場合、遊泳の禁止処置などの対応もしています。そして、万が一、事故があった場合の処置もスムーズなの安心です。

ひとりで海に入るのは避けましょう

海に1人で入るのは、危険生物だけでなく、思わぬ事態が発生した場合の対応もできないのでなるべく避けたいものです。ひとり旅の場合は、近くに他のグループ(人)がいることを確認したいものです。できれば、シュノーケルツアーなどの参加すると一番良いでしょう。

海に入る時はTシャツやラッシュガードを着用しよう

沖縄地方では日差しが強いのでTシャツやラッシュガードを着用して海に入ることは基本になります。これらを着用していると、海の危険生物から身を守ることにもなりますのでぜひ、長袖の上着の着用をお勧めします。

宮古島・沖縄にいる危険生物

沖縄で危険生物と言うとハブですが、宮古諸島にはハブは生息していません。但し、沖縄本島や八重山諸島の石垣島、西表島、竹富島、小浜島、黒島などには生息しています。宮古島では特に下記の危険生物に注意しましょう。

海水浴、シュノーケルで気をつけたいのはやはり、ハブクラゲです。応急手当などをよく覚えておきましょう。

ハブクラゲ(Chiropsalmus quadrigatus)

猛毒をもつクラゲ。沖縄地方で6~9月に多く目撃される。傘径は10~12cm。触手を伸ばすと1.5mのものもいる。半透明のため、水中では見えにくい。4本の足に8本の触手がある。速いスピードで泳ぐので見つけにくく、水深の浅い静かな場所を好む【応急手当】絶対にこすらず刺された部分に食酢をたっぷりかけてから触手をゆっくりはがす。そして急いで病院に行って処置をしてもらいましょう。

 

【症状】疼痛、発赤、みみず腫れ、じんましん、意識障害、呼吸抑制、心筋障害(不整脈、血圧低下)

【刺胞の除去】食酢(5%)で洗い流す

【疼痛の軽減】冷やす

ミノカサゴ

ゆっくり泳ぐ美しい魚なのでダイバーには人気がある魚ですが、背びれと胸びれに毒棘があります。不用意に触ると毒棘が刺さり激痛が走ります。

 

【応急手当】棘が刺さっている場合には抜き、傷を洗浄し、火傷をしない程度の温湯に患部を痛みが和らぐまでつけます。顔や腕、大腿部などを刺された場合はビニール袋に入れた温湯を患部に当てます。

【症状】刺傷部に激痛があり、痛みは数時間続きます。局所は初め貧血状態となり紫色に変色し、やがて赤色腫脹となります。全身症状としては、吐気、関節痛などがあります。

ゴンズイ

魚釣りをする人には有名な魚です。ナマズの仲間で背びれと胸びれの前縁に逆鈎のついた毒棘があります。差されると激痛が走ります。

 

【応急手当】ミノカサゴと同様です。

【症状】刺傷に激痛があり徐々に周辺部へ痛みが広がります。火傷に似た痛みです。腫脹がひどく麻痺や傷の周辺が壊死した例もあります。

アンボイナガイ

沖縄諸島の浅いリーフ内から水深40m程の所までと広範囲にいます。夜行性で昼間は砂に潜っていることが多い。強力な毒のため「ハブガイ」と呼ばれる巻貝。

イモガイの仲間で、大きさは8cm。銛のようなものを発射して獲物を捕まえる。あやまってこれに刺されるとひどく痛む。種類によっては強力な毒を持つので、水から上げても扱いには注意する。

【応急手当】刺された場合は、受傷部より心臓に近い場所をしばり、毒矢を取り除き毒を吸い出し病院で治療を受ける

【症状】刺されると激しい痛み。嘔吐、めまい、流涙、流延、胸痛。ひどい場合は死亡するケースも

ウミヘビ

宮古島でシュノーケリング中に何度かウミヘビに遭遇したことはあります。おとなしい性質で口も小さいので噛むことは稀だそうです。但し猛毒なので見かけたら近寄らないようにしましょう。

スポンサーリンク

 

  • はてなブックマークに追加
2016年10月02日